アクセス
大東市龍間37-3
電話:072-869-0019
■お車の場合:阪奈道路の信貴スカイラン入口付近、交差点右折
(駐車場有ります。)
■近鉄の場合:生駒駅から田原台9丁目西行きのバスに乗っていただき、終点で降りて徒歩15分
■JRの場合:学研都市線・住道駅下車、登山口行きのバスに乗っていただき、終点で降りて徒歩5分
龍眼寺について
虚空つき 衆生つき 涅槃尽きなば、わが願いもつきなん
龍の伝説
その昔、天下が大干ばつとなり聖武天皇は行基に雨乞いの祈祷を命じました。
行基が賢明に祈願していると若い龍が現れ「私はあなたの佛恩に報いたいと思います。しかし竜の王は怒って私を殺すに違いありません。
そのとき、きっと雨が降るでしょう。」竜王の怒りにふれた若い龍は体を三つに裂かれてしまいましたが雨は大地を潤しすべての命がよみがえりました。
龍の体は頭、胸、尾に分かれて空から落ちてきました。
天皇は深く感銘しそれぞれに寺を建てたと伝えられます。胸の落ちたところが「竜間」となりました。
(大東市の民話より)
当山は生駒山系のほぼ北側に位置し、大阪と奈良をつなぐ重要な道として栄えた竜間の地にあります。
西に東高野街道があり南北朝時代の楠木正行と高師直の四条畷の合戦の地として今も名残をとどめており、多くの史跡に囲まれた地域です。
殊に「竜間」の地名にもなっている龍の伝説は大東市の民話として親しまれています。
龍眼寺の由来
当山の開基、妙久法尼は四国巡錫の砌、虚空蔵菩薩様が現れ、「生駒の山に龍の住む山あり。供養すべし」と霊示をうけ、生駒の山に登りこの竜間の地にたどり着きました。
そこで一心に三七日(二十一日間)護摩供養を修していると不思議に水が湧き出て、光明に包まれた八面六臂の三寳荒神様が現れ、「龍の眼をもって世の中を見渡し、衆生の苦悩を救わん」と説かれました。
このことより、寺号を龍眼寺と号し、虚空蔵菩薩様をご本尊に、また三寳荒神様を鎮守とするようになりました。
現在では「生駒の荒神さん」として親しまれ、商売繁盛、厄難除に多数のご参詣を得ています。
境内案内
見どころがたくさんあります。ぜひお気軽にご参詣下さい。
昭和54年 大師堂完成/荒神堂完成
昭和59年 弘法大師入定1150年法要厳修
平成元年 本堂/山門完成
虚空蔵菩薩(両部虚空蔵菩薩)
大仏師:松本明慶作
智慧と福徳を象徴する虚空蔵菩薩。当山のご本尊は全国でも珍しい金剛界(こんごうかい)胎蔵界(たいそうかい)両部(りょうぶ)のお姿を現しています。両尊とも左手に願い事がかなえられるという如意珠玉を持つ。
修行大師
「虚空尽き衆生尽き涅槃尽きなば、我が願いもつきなん。」
私たちが存在する限りお大師様は寄り添い励まして守っておられます。同行二人。大きなお大師様は私たちとともに修行しておられます。
御身丈/17m
荒神堂/秘仏三寳荒神
(三宝荒神※正月1~8日のみ開帳)
荒神堂/秘仏三寳荒神
仏法僧の三寳を守護する。
障碑神の主。荒ぶる神。
経に「信心堅固の者には災いの難を受くる事なし。望みあれば先ず清潔な所に祭祀すべし。宝は山の如く」と説かれる。
【ご開扉/正月1日~8日】
ご真言/おん けんばや けんばや そわか
仁王門
七福神
荒神堂/秘仏三寳荒神
仏法僧の三寳を守護する。
障碑神の主。荒ぶる神。
経に「信心堅固の者には災いの難を受くる事なし。望みあれば先ず清潔な所に祭祀すべし。宝は山の如く」と説かれる。
【ご開扉/正月1日~8日】
ご真言/おん けんばや けんばや そわか
弁財天
本堂内
インドの神話に登場するサラスヴァティという川の神様「水を持つもの」と言う意味。財宝をもたらし、特に技芸にご利益があるとされる。お姿は八臂で宝棒・宝珠・宝刀・宝弓などを持つ。荒神様に付き添う神でもある。
天上絵
本堂内
当山の由来に登場する龍の図。仏法を守護し、生きとし生けるもの全ての命を育む龍の力は私たちに常に注がれています。
【作:日本画家/満田犀法】
鐘楼
大師殿
不動堂
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